私のパソコン歴(3) : 落ちこぼれから始まったプログラミング入門

すごい散文になっている...。 とりあえず全部振り返りきってから全体を通して書き直したい。

受験を経て、私は東京工業大学附属科学技術高等学校に入学した。 ここで私は初めてプログラミングに出会った。様々なコミュニティのなかで、私はプログラミングの腕を磨いていった。 下に書いたコミュニティのほかにもTwitter, セキュリティ&プログラミングキャンプ, 勉強会などにも参加していたのだが、 分量が多くなってしまったので続きはまた明日。

パソコン愛好会

パソコン好きなクラスメイトに誘われてなんとなく入ったこの愛好会が、人生で初めてプログラミングを触るきっかけになった。 『独習C』を買うように言われ、よーいドンで同級生と勉強が始まった。

ちなみに、この中で私は理解度で最下位にいた。読み進めるのが遅いというのもあったが、振り返ると周りがとても優秀だったことも理由の一つだと思う。 それでも、黒い画面をカチャカチャ操作しているのがとにかくカッコよくて、わからないなりにがむしゃらに勉強した。

愛好会の主な活動内容は基本情報技術者試験の勉強とプログラミングコンテストへの参加だった。 基本情報は言っている内容がピンと来なくて全然点数が取れなかった。 プログラミングコンテストは頭の柔らかさが全然足りず、あまり芳しい成績は取れなかった。

学校の授業

高校では結構つっこんだ専門的な授業があった。 カリキュラムや雰囲気に関しては先輩の記事が詳しいのでそちらに譲る。 ある工業高校のカリキュラムをまとめる - FLYING

C言語はパソコン愛好会でやっていたのである程度分かっていたので、どちらかというと同級生の勉強をフォローする側だった。 が、実は説明できるほどよく理解していない部分もあり、教えようとすることで自分も勉強になっていた。

同級生との切磋琢磨

クラスには何人かプログラミングのできる子がいて、ありがたいことに「あれってどうやるの」と聞けば教えてもらえる状況下にいた。 特にH君にはよく色々なことを教えてもらった。プログラミング言語の作り方、オブジェクト指向の考え方などなど、 思い返せば職業プログラマとして持っておくべき知識をいろいろここで仕入れることができた。

プログラミングのできる人たちのなかで目立ちたかった私は、クラスメイトが触っていないプログラミング言語を求めてあてもなく触った。 Java, Perl, ActionScript, Erlang... みんなは「また迷走してる」と笑っていたが、個人的には言語の特性が理解できたこと、新しい文法を覚えるのが得意になったことは良かったと思っている。

クラスのWikiにはプログラムを作って公開するページもあった。 自分で作ったプログラムを公開するという経験は、ここで初めてやった。 初めて作ったのはC言語で書いた暗記カードアプリだ。500行くらいで、コメントも自分なりにきれいに書いた。当時の自分にとっては超大作だ。 READMEを書いてみたり、動作環境の違いを知ったり、他人からソースコードのレビューを受けたりした。